メールマガジン2019年01月号

記事更新日:2019-01-07

明けましておめでとうございます♪
年末年始、いかがお過ごしでしょうか。
2019年も皆様にとって、素晴らしい年になる事をお祈り申し上げます。

さて、今年の第1回目のテーマは胃の検査についてです。

CONTENTS

1.胃腸検査とは!
・バリウム検査と胃カメラ検査
2.お知らせ
3.休診日のお知らせ

1.胃腸検査とは!

バリウム検査と胃カメラ検査とは?

胃がんや胃潰瘍などの早期発見に有効とされています。
バリウム検査と胃カメラ検査は正式にはそれぞれ、胃透視検査と胃内視鏡検査と呼び、人間ドック受診時にどちらかを選択する事が可能です。それでは、この二つの検査の違いは何でしょうか。


バリウム検査は胃の全体を見る事ができる。

バリウム検査過程:発泡剤を飲む⇒バリウムを含む造影剤を飲む⇒検査台で身体を左右に動かす⇒ X線を連続的に照射する。


検査で分かる事:バリウムはX線を通さないので、造影剤の流れ方から食道や胃の動き、食べ物の通る様子や、何らかの異常によって胃の変形がないかどうかを見ることができる。 デメリット:①異常がある場合、後日胃カメラ検査が必要 ②バリウムが腸の中で固まって便秘になりやすい(そのため下剤の服用は必須)③放射線の被爆有り。


胃カメラ検査は、小さな異常もキャッチ可能。

胃カメラ検査過程:口または鼻から小さな内視鏡がついた柔らかいチューブを挿入⇒食道・胃・十二指腸の粘膜表面を撮影・診察する。
※近年、苦痛軽減の目的で鎮静剤の注射や麻酔の投薬を行って検査する所も多い。


メリット:胃の粘膜の状態を詳しく見ることができ小さな異常をキャッチできるため、胃がんを早期の状態で発見することができる。また、チューブ先に鉗子が付いているため不審があればその場で手術可。


バリウム検査 胃カメラ検査

森茂診療所では、院内でバリウム検査の受診が可能です。胃カメラ検査をご希望の方には、アテンド付で大学付属病院にて受診する事も可能です。
重大な病気も、初期には自覚症状が無い事が多く、発見された時には既に進行している事が少なく有りません。早期に発見し、治療する事で治癒する事も十分に可能ですので、1年に1回は健康診断を受診しましょう!

2.お知らせ

3/2(土)消化器系専門医田中医師による特別診察を行います。胃腸・慢性上咽頭炎についてご相談されたい方はお早めにご予約下さい。

ところで、EAT(Bスポット療法)はご存知でしょうか。鼻の奥・「のどちんこ」の裏側を綿棒などで治療するのがEATです。慢性上咽頭炎は薬で根本的に治らず、EATをしつつ、鼻呼吸を習慣づける「自助努力」で治ります。自律神経の異常は、肩こりや頭痛を引き起こしますが、それらもEATで改善します。

3.休診日のお知らせ

2月3日(日)~ 7日(木)は春節のため、休診とさせて頂きます。

※8日(金)から通常診察を行います。

ご迷惑をお掛け致しますが、ご了承下さい。

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